今日のテーマは、
「入管組織」です。
入管についても知っていないと困ることもあるかと思いますので、
本日は入管についての基礎知識について触れていきます。
まず、ご存知の方も多いと思いますが、
平成31年(2019)4月1日から,入国管理局は「出入国在留管理庁」となりました。
初代長官は、佐々木聖子長官(2019~2022)です。
局から庁への、いわゆる組織の格上げにより、審査官などの職員を約320人増員し、
5千人超えの組織となったようですが、
まだまだ処理能力としては十分とは言えず、
行政としてのスピード化が実感できるのは先になりそうです。
これまで通り各管轄は以下にある地方出入国在留管理局(8局)が行います。
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、
現在はオンライン申請が主流となり、
どこにいても申請は可能ですが、
諸申請についての処理担当は申請者または申請代理人の所在地を管轄する入管となり、
窓口への申請は各窓口まで行く必要がありますのでよく確認しておきましょう。
各局の内部には
就労審査部門、留学審査部門、永住審査部門、難民調査部門など
細かく分かれており、東京の場合は14部門に及びます。
それぞれの部門の長、企業でいう部長クラスが「首席審査官」です。
部門の次席は「統括審査官」であり、
同業者間では「統括」と呼ばれることが多く、実務上の責任者です。
ちなみにその下に位置する役職は「上席審査官」です。
取次研修などで登壇されることもあり、
耳にしたことがあるかもしれません。
主席>統括>上席
マメ知識として知ってて損はしないと思いますので、
この機会にぜひ(^^)
それでは、
本日も、最後までお読み頂きましてありがとうございましたm(_ _)m